箔の紹介

箔押しといえばやはり金箔をイメージするかと思いますが、金、銀、銅、他の色のメタリック箔、金属光沢のない顔料箔等、様々な箔が存在します。

でもとりあえず今回は最初なので金箔を紹介したいと思います。

左から 3 、5 、6 、7、8 、10、36

番号が振ってありますが、その数字を入れて「〇号金」と呼びます。

一番よく使うのは3号金で、業界内でもこれがスタンダードになっているようですね。

同じ色でもベタ面が付きやすい軟らかい箔、細かい所が出やすい硬い箔、プラスチック用の箔等、押す素材や柄の細かさによって使い分けますが、そういった種類も3号金は多く用意してあります。

どうしても反射してしまうので実際見るのと写真では雰囲気が違うと思いますが、色々と細かい色の差があるんだなーということだけでも知ってもらえたらいいかな、と。

8号金なんかはこの写真だと銀にも見えますが、少し緑がかったような色で個人的にはなかなか良い色だと思います、使う機会はあまりありませんが。

 

ということでここでもう一枚。

左から 3 、5 、6 、7、8 、10、36

ちょっと暗くなってしまったので使うつもりではなかったのですが、こっちの方がむしろ色味はわかりやすいかもしれません。

8号金の緑がかった感じがこちらではわかると思います。

 

今回は工場にあるものをいくつか集めてみましたが、これは一部でしかありません。

他の色味の金や、更には艶消しの金や泥金という顔料の金箔もあります。

箔押しといえば金と想像するとおり、これだけ種類があるのは金ぐらいです。

これだけあれば違う色味の金を組み合わせて柄をつくってみるのも面白いかもしれません。

仕事の依頼の際には是非色々と見比べてみてください。

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